初回の記事で、これからは自分自身の「マインドセットを変える」必要があるとお伝えしました。おそらくあなたのマインドセットとはこれまでの自分の社会経験、業務経験、様々な体験を通じ、先入観から作られた「思考がパターン化」され更に「固定化」されたものです。いわゆる「決めつけ」です。私も自分自身しばしば、物の見方が偏ってしまったり。極端な考え方をしたりする事があります。
「多分あの人は XXXだよね」
「それは以前の経験からきっとXXXだよ」
よくある会話ですよね?
システム思考、デザイン思考では、不確実性の時代を突破する為に「1人で考えるより、多様な価値観を認め合い、皆で知恵を絞って難局を乗り切るアイデアを考える。そして、それを実装し合理的に実行する」という事なのですが、そもそも「人間には認知の歪みが」存在していている事を改めて認識してください。
精神科医の和田秀樹氏は、著書『「判断力」の磨き方 常に冷静かつ客観的な選択をする技術』の中で、「不適応思考」の存在を指摘しています。この不適応思考には13のパターンがあるのだそうです。あなたご自身にも当てはまるものがありますか?