ビジネスデザイン思考

システム思考を少し深掘りしてみました

  • 閲覧数:88

今日はそもそもシステム思考とはどういうことなのか?をもう少し深掘りしていきたい思います。

システム思考(Systems thinking)の基盤となっているのは「システムズエンジニアリング(SE)」です。システムズエンジニアリングは何かと言うと「システムを成功させるための複数の専門分野にまたがるアプローチと手段である」と言う意味です。既にここでわからないと言う声が聞こえてきそうです (笑)。 前回お伝えしましたが、システム思考において「システム」とはITシステムにはとどまらず、ありとあらゆる構造を持った要素を「システム」として捉えます。会社も、 経理、営業、マーケティング、総務、製造等、複数の要因が集まったシステムと捉える事ができます。

SEは、宇宙・航空領域の企画とか開発する際に使っていたアプローチを汎用的に体系化したものです。この工学的なアプローチを適用し、目的を最短で達成する思考方法が「システム思考」になります。分野問わず横断的にSEを適用し現状の問題をきちんと見るのです。

必ずシステムズエンジニアリング(SE)が必要になる時代になります

不確実性の時代に突入し環境は激変しました。これから既存産業のスクラップアンドビルド が起り「あなた」は従来にない挑戦的な活動をしなければなりません。そこには常に不確実性が付いて回り、リスクを取りながら、情報や関係構築、多面的なアプロチームが求められます。自分の専門外だから「違う」ではなく、今までに繋がっていなかったものとのつながり価値を高め合い「共創」していく事が必要となります。

複雑さが増大すれば、あなたを取り巻く利害関係者の振る舞いを把握することは難しくなり「やってみないわからない」ことが多発します。これからのビジョンは必要ですが、綿密な計画を立ても決してその通りには進まない前提を覚悟してください。SEはこうした「前人未踏 複雑怪奇な課題」を的確に捉え打ち手を考える際にとても有効なアプローチとなります。

もっと詳しく勉強したい

SEに関してもっと勉強をしたいのであれば、システムエンジニアハンドブック(日本語版)を購入してください。又は大学院で勉強するのも良いかもしれません。因みに、私は大学院で必修科目であったので英語のハンドブックを購入し勉強しましたが...全く判らず苦労しました(笑)。某教授は「私は聖書の様に常にこれを携帯している」とおしゃっておりました。

もっと、わかりやすく無料で読める参考資料もIPAのこちらからhttps://www.ipa.go.jp/sec/reports/20180315.html ダウンロードできます。

今日の整理

  1. システムズエンジニアリング(SE)は
    目的思考と全体俯瞰の考え方を示すアプローチである
  2. システムズエンジニアリング(SE)は
    単に多様な専門分野を統合する事のみならず新たなシステムを作る
  3. システムズエンジニアリング(SE)は
    対象システムの抽象化・モデル化を支援する
  4. システムズエンジニアリング(SE)は
    反復による発見と進化を支援する